
がんの痛みとは?
現在、日本人の2人に1人はがんになり、3人に1人が亡くなっているといわれています。つまり、がんは人間が罹る可能性の高い病気の一つであるといえます。
がんになると、約80%の人が痛みを感じます。その痛みの強さは、多くが中程度〜高度であるといわれています。
がんになって早い時期から痛みを感じる人もいれば、病状が進んでから初めて痛くなる人、あるいは病状が進んでも痛みがあらわれない人など、痛みのあらわれかたは患者さんによってさまざまです。
がんの痛みの種類
がんの患者さんが感じる痛みは、その「原因」によって次のように分けられます。
痛みの場所が比較的はっきりとしている場合、あるいは内臓など痛みの場所が特定しにくい場合があります。このほか、神経を圧迫・損傷したときの痛みもあります。
手術や放射線治療、化学療法などを施した際に生じる副作用にともなう痛みです。手や足にしびれをともなうこともあります。
がんによる体力の低下や全身の衰弱による痛み、寝たきりで長時間同じ姿勢でいることによる筋肉痛、床ずれ(じょくそう)などがあります。
がんとは直接関係ない疾患、たとえばもともと患者さんがもっていた病気による痛みなどがあります。