がんの痛みについて
痛みの上手な伝え方

医療スタッフや家族など、周りの人が痛みを正しく理解するために、痛みの度合いをうまく伝えられるようにしましょう。痛みの情報は、医療スタッフが痛みの原因や病気の状態などをさぐるきっかけになります。
痛みの場所は、「ここが痛い」とはっきりとしていることもあれば、ぼんやりとしていることもあります。痛み方(ズキズキ、キリキリなど)も、患者さんによって様々です。痛みがあらわれたら、次のようなことを医療スタッフや家族に伝えてください。

 
いつから?

「○時頃から・○日前から・○週間前から・長時間歩いたあとから・重いものを持ったときから・転んだときから など」

 
どこが?(どのあたりが?)
図

「おなかが・腰が・背中が・太もものあたりが など」(絵を描いて説明するとさらにわかりやすいです)

 
どんなときに痛みが強くなり、どんなときに痛みがらくになりますか?

*痛みが強くなるとき :

「動いたとき・長時間すわったとき・寝返りを打ったとき・呼吸をするとき・触れたとき・いつでも など」

 

*痛みがらくになるとき:

「じっとしているとき・横になっているとき・座っているとき・おフロに入っているとき など」

 
どのように

「うずく・刺すように・しめつけるように・だるい・しびれる・冷たい/熱い など」
「ズキズキ・キリキリ・チクチク・ピリピリ・ヒリヒリ など」

 
どれくらい(痛みの強さ)

数値や言葉などであらわします。
詳しくは痛みの度合いのあらわし方をごらんください。

 
痛みの影響

「眠れない・食欲が出ない・動けない・不安になる・イライラする など」

 
痛み止めの効果は?

「よく効いている・少し効いている・途中で効き目が切れる・だんだん効かなくなってきているようだ・効かない(痛みの強さは変わらない) など」

 
痛み止めを使ったとき、副作用はありましたか?

「吐き気がした・便秘・眠気・胃の痛み など」

がんの痛みの治療を受ける前には、痛みの状態をなるべく正確に伝え、治療内容をよく聞いてから受けるか受けないかを決めてください。治療中・治療後も、常に医師や医療スタッフと話し合って、痛みがどう変化したのかを伝え、わからない点は納得できるまで説明してもらいましょう。