
「痛くて眠れない」「痛くて食べられない」「痛くて動けない」・・・・
がんの痛みは、いつもの日常の生活を奪います。
がんの痛みの治療は、痛みによって失われた本来の日常生活を取り戻すことが一番の目標です。がんの痛みを取り除いて、あなたらしい、いつもの生活を送りましょう。
がんの痛みは、患者さんごとに異なります。じっとしていられないほどの痛みを感じている人、じっとしていれば痛みはないけれど寝返りを打ったときに痛みを感じる人、痛いところが1ヵ所の人、からだのあちこちが痛い人など、患者さんごとにさまざまです。
痛みを取り除く治療では、これらの痛みを患者さんそれぞれのペースで一つずつ取り除いていって、いつもの日常生活を取り戻せるようにします。
第1目標 痛みに妨げられないでぐっすり眠れること
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第2目標 じっとしているときに痛みがないこと
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第3目標 歩いたり身体を動かしたりしても痛みがないこと
医療スタッフは、患者さんの痛みの訴えを聞いて、痛みの原因を診断(診察・検査)します。
医療スタッフが、それぞれの患者さんごとにもっともふさわしい痛みの治療方法を検討します。
がんの痛みの治療方法は、薬物治療が基本になります。そのほか、神経ブロック、放射線治療などがあります。
治療方法については、十分に医師や薬剤師の説明(薬の使い方、薬の副作用など)を受けましょう。そのうえで、納得のいく治療方法を選んでください。

治療が始まっても、わからないことや不安があれば、いつでも医療スタッフに相談して下さい。
治療によって痛みが取れたかどうかを医療スタッフに伝えて下さい。治療を受けても痛みが取れない場合は、まだ痛みが続いていることを遠慮せずに話してください。その場合、医療スタッフは痛みどめの薬の変更や、他の治療方法を検討します。
もし、薬の効果が感じられない場合には、医療スタッフにそのことを話してください。効果がないまま同じ治療を長く続けてしまうことのないように、痛みがとれていないことをきちんと伝えましょう。
患者さんが満足のいく状態まで痛みをやわらげてもらうことが、なによりも大切です。
もっと知りたい方のために
> 薬物治療以外のがんの痛みをやわらげる方法について
> 医療スタッフの役割は?